誰でもすぐに実践出来る基本的な英会話マナー

「プリーズ」を付けましょう! - コラム 2007年6月18日

英会話が苦手な人も得意な人も「プリーズ」を言っていますか?

例えば、飛行機の機内でキャビンアテンダントさん(スチュワーデス)から「飲み物は何にしますか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えていますか?

本当に基本的なことなのですが、人にお願いをする時、「Please プリーズ」を付けずに話をする方が非常に多いように感じます。


筆者は仕事柄 月に2回は日本と海外を行き来するので、日本人乗客の対応を目の当たりにすることが多いのですが、多くの方が「コーヒー!」「ウォーター!」と言っています。これを聞くたびに「あなたは何様なの?」と筆者は毎度思うのです。つまり、少し辛口に言うならば「人に対してものの頼み方を知らないの?」と思うのです。もちろん、悪気は無く知らずに言ってしまっている方が多いんじゃないかな?と思いますが、相手からすれば「偉そう」に聞こえることに変わりありません。もっとも、キャビンアテンダントさんも「英語が母国語でない人たちだからしょうがないか…」と思っているかもしれませんが…。

ただ、日本国内でも店員さんに対して偉そうに命令口調で言う人が稀にいますよね。「何故あなたはそんなに偉そうなんだ? お願いしますの一言も言えないのか!」と説教したくなります。お客さんは神様ではありません。買い手はお金を払い、そのお金で売り手はお給料をもらう。売り手は買い手が要求するサービスを提供し、買い手は欲求を満たされる。売り手がサービスを提供しない限り、買い手はいつになっても欲求が満たされないのです。どちらも対等な立場と考えられませんか?

話しが少し脱線しましたが、筆者が言いたいことはこうです。

英語で正しくは「コーヒー プリーズ!」など、語尾に「プリーズ」を付けるのがマナーで、これは英語圏の国では幼い頃からしっかりと教育を受けている基本中の基本です。
しかし、日本の英語教育では、この点についてしっかりと教えている教師はあまりいないのでは?

筆者がアメリカ留学中に仲良くさせて頂いたおばあちゃんはいつも筆者にこう言っていました。

「プリーズは必ず言うのよ! とても大事な言葉だからね」 と。

こう何度も言っていたのを今でもよく覚えています。今まで気にしてこなかった方も、人にお願い事をする際は「プリーズ お願いします」を言うよう心がけてみて下さい。

とにかく語尾に「プリーズ」を付けましょう。印象が随分と変わりますよ!


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