エジプトのチャイとスパイス・香辛料の店
アスワンのスークでの1枚。エジプトでは香辛料を写真のようにピラミッド状にしてディスプレイするお店が多く、野菜や果物もピラミッド状に積み上げる陳列方法を目にすることが多い。
エジプトではチャイ（お茶）を飲む習慣があり、一般的なチャイは通常の紅茶を煮出し、砂糖をたっぷりと入れるという、他のアラブの国々やインド周辺のアジアでも一般的な飲み方である。
その他にも、エジプトでは『カルカデ』というチャイを飲まれることが多い。このカルカデというのはハイビスカスの花のお茶のことで、写真中央にある大きなカゴに山積みされた、濃い赤色のもの。 これも煮出して砂糖を加える方法で飲まれる。
お茶の色は綺麗なハイビスカスの赤で、味はレモンのような酸味があり、砂糖の甘みと良く合う。エジプト産よりもスーダン産のカルカデが良質とされている。
購入は量り売りが一般的だが、勝手がわからない観光客の場合は10ポンド紙幣を出して「10ポンド分のカルカデを下さい」といった具合で購入する方法が買いやすく、おすすめ。
