パリの凱旋門

ナポレオン・ボナパルトがローマ遠征の際に目にしたコンスタンティヌスの凱旋門に強く惹かれ、パリにも凱旋門を建てる事を決意。 ナポレオンの命によって1806年建設が始まり、1836年に完成。

しかしナポレオンが凱旋門をくぐったのは彼の棺がパリへ戻ってきた1840年、埋葬される時であった。

凱旋門はパリの象徴的な建造物の一つで、高さは49.5m。

14階のビルの高さに相当する。

建設当時は5本の大通りが集まる星型広場に建てられたことから、エトワール (フランス語で星の意味) の愛称で呼ばれている。 ただし、現在は12本の道路のロータリー交差点として機能している。
ちなみに、凱旋門の正式名称は " Arc de triomphe de l'Etoile " (エトワール広場の凱旋門)である。

凱旋門の前には、第一次世界大戦で亡くなった無名戦士を埋葬した記念碑があり 1923年から「永遠の炎」が灯され続けている。

尚、シャンゼリゼ通りから写真を撮るなら、午前中が順光となる。 右の写真のように夕日に照らされた凱旋門を撮影したければ、シャンゼリゼ通りの反対側から夕方に撮影すればよい。

パリの凱旋門