プロピレア アクロポリスを守る門

プロピレア(プロピュライア)は聖域であるアクロポリスの入り口に建つ堂々たる前門で、紀元前6世紀に完成。 しかし、紀元前480年にペルシャ人が侵入したペルシア戦争で破壊され、現在のプロピレアは紀元前437年に再建が始まったが、工事は途中で中断。
現在も一部は未完成のまま。

ドーリア式の円柱が並び、中央通路の両脇にはイオニア式円柱が並ぶ。

この先にパルテノン神殿やエレクティオン神殿など、聖域であるアクロポリス中枢へ続く。

アクロポリスに建てられている多くの建造物は極めて保存状態が悪く、現状を維持していないものも多いが、前門であるプロピレアは現状をある程度維持しており、当時の様子が伺える。

プロピレア アテネのアクロポリスの写真