シロス島

シロス島はキクラデス県の県庁でもある、キクラデス諸島の一つ。　ピレウスからミコノス島行きのフェリーの経由地になっていること以外、観光客にとってあまりなじみのない島であるが、美しい景観を持つ島。

多くの観光客は素通りしてしまうため、シロス島はツーリスティックではなく、本来のエーゲ海の島々の暮らしを伺うことが出来る島である。

シロス島の中心はエルモポリ。ビザンティン様式の古い街並みが残り、迷路のように道が入り組む。

また、ギリシャ正教が多数を占める中、シロス島は中世ヨーロッパの時代にヴェネツィア人やジェノバ人が貿易の中継地として住んでいた経緯がある。
そのため、シロス島にはカトリックの司教座が置かれた大聖堂もある。