青い屋根の教会 サントリーニの風景

サントリーニ島に限らず、ギリシャ、又はエーゲ海の島々を題材としたパンフレットやポスター、写真集などに必ず登場する青い屋根の教会。 まさにエーゲ海の島々のイメージそのものだ。

サントリーニ以外の島でも青い屋根の教会を見ることはできるが、サントリーニ島には至る場所で見ることができ、パンフレットや写真集になっている青い屋根の教会は、ほぼ全てサントリーニで撮影されたもの。
ちなみにこの様式で建てられている教会はギリシャ正教の教会である。

この白い壁は石灰を塗ったもの。ペンキではない。

夏の強い日差しでも室内が高温になるのを防ぐ働きがある。石灰を塗っている理由はペンキよりも安価で、強烈な太陽の日差しにも強いため。そして、もう一つ大事な理由がある。
それは、サントリーニ島は水源が少なく、雨水をためて生活用水として利用している。この石灰には除菌作用があるため、雨水を除菌して貯めておくという知恵である。 ちなみに、サントリーニ島では水道水を飲むことができない。

青い屋根の教会 サントリーニの風景写真