おすすめの銀行と国際キャッシュカード(海外プリペイドカード)

国際キャッシュカードとは? 海外ATMで現金を引き出す

海外旅行や出張、留学で便利なキャッシュカードや海外プリペイドカードの使い方

国際キャッシュカード、海外プリペイドカードとは? 銀行のサービス比較

国際キャッシュカードとは、日本で開設している銀行の円預金口座(普通口座)に日本円を入れておけば、旅行先の海外ATMで現地通貨を引き出せる便利なカードで、海外専用プリペイドカードはカードにお金をチャージしてチャージした分だけ現地通貨を引き出せるカードです。つまり、日本と同じ感覚で現地でお金を引き出せるのです。

長期間の海外旅行や出張、留学はもちろん、バックパッカーの旅といえどもある程度まとまったお金が必要になりますが、長期間多額の現金を持ち歩くのは非常に危険です。
そこで、この国際キャッシュカードや海外プリペイドカードを持っていれば多額の現金を持ち歩く必要が無くなり、いつでも現地通貨を現金で引き出せるため、大変便利です。

各銀行の国際キャッシュカードや海外プリペイドカードのレート、注意点、メリット・デメリットの比較です。

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どの銀行の国際キャッシュカードが一番おすすめ? 銀行を比較

現在、国際キャッシュカードや海外プリペイドカードを発行している主な銀行、金融機関は、ジャパンネット銀行、新生銀行、シティバンク、楽天銀行、スルガ銀行、マネーパートナーズなどで、発行する金融機関によってカード発行手数料や出金手数料、換算レートが違います。 その他、国際キャッシュカード以外の機能を持たせたカードもあります。
※ みずほ銀行、三井住友銀行は発行サービス終了

銀行別の国際キャッシュカード比較
ジャパンネット銀行詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料 (銀行キャッシュカードと兼用のVisaデビット)
出金手数料: 無料  年会費: 無料
換算レート: VISAインターナショナルが定めたレートに3.02%を加算したもの
新生銀行詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料 (銀行キャッシュカードと兼用)
出金手数料: 無料  年会費: 無料
換算レート: VISAインターナショナルが定めたレートに4%を加算したもの
海外専用プリペイドカード 「マネパカード」詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料  年会費: 無料
出金手数料:海外では無料、国内では500円  ATM手数料: USドル $2、ユーロ €1.75
換算レート: FXレートに0.8%を加算したもの。
三菱東京UFJ-VISAデビット詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料
出金手数料: 1回108円
年会費: 初年度無料(2年次以降1,080円。ただし、23歳以下または前年10万円以上の利用で翌年無料)
換算レート: VISAインターナショナルが定めたレートに3%を加算したもの
楽天銀行 (旧イーバンク)詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料  年会費: 1,000円 (楽天銀行デビットカード)
出金手数料: 無料
換算レート: VISAインターナショナルが定めたレートに2.94%を加算したもの
JTB海外専用引き出しカード MoneyT Global詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料  年会費: 無料  入会金: 無料
出金手数料: 1回200円
換算レート: VISAインターナショナルが定めたレートに4%を加算したもの
シティバンク
カード発行手数料: 無料 (キャッシュカードと一体型)
出金手数料: 210円  口座維持手数料:前月残高50万円以下の場合2000円/月
換算レート: 提携機関が定めたレートで米ドルに換算した金額に、TTSレートに3%を乗じて円貨を算出
スルガ銀行詳細・申し込み
カード発行手数料: 無料(SURUGA Visaデビットカード 審査あり)
出金手数料: 1回210円
換算レート: VISAインターナショナルが定めたレートに3%を加算したもの
2016年1月の情報

換算レートや手数料、使い勝手などは一長一短。結局のところは自分のライフスタイルに最もメリットがあるものを選ぶのがおすすめです。

ただ、純粋に国際キャッシュカードとしての利用であれば上記カードを比較する限り、ジャパンネット銀行がおすすめと言えます。手数料や年会費無料でレートも良心的です。

更に、ジャパンネット銀行のキャッシュカードは “Visaデビット” が付いていることに注目です。Visaデビットとは、海外ATMで現金を引き出せるのはもちろん、Visa加盟店でクレジットカードと同じようにこのカードでお買い物ができるんです(1回払いのみ。口座に利用額相当の現金が入っていることが条件)。つまり、現金を引き出さずに直接お店で使えるわけで、大変便利です。


その他、耳寄りな情報として、マネパカードというプリペイドカードがあります。このカードは銀行口座を作る必要が無く、無審査で誰でも気軽に申し込みできます。しかも両替レートが圧倒的に良く大変お得です。更に、ジャパンネット銀行と同様にこのプリペイドカードでお買い物が出来るので大変便利という凄いカードです。このカードは日本で入金した額が現地で利用できる限度額であるため、カード紛失の場合も被害が最小限で抑えられて安心なことや、日本にいる家族が入金して海外にいる子供がカードを使うという利用法もできるため、海外留学をされる方にもおすすめです(16歳から利用可能)。

ただ、マネパカードは利用方法が他の国際キャッシュカードと随分違う(若干手間がかかる)ので、右下で使い方を簡単にご紹介しておきます。

その他、JTBのMoneyT Globalというキャッシュカードもマネパカードも同様に銀行口座を作る必要が無く、誰でも気軽に申し込めます。使い方はマネパカードよりもずっと簡単でシンプルです。ただし、現地での引き出しレートが良くないので、レートが悪くても簡単に使える方が良いという人はマネパカードではなくMoneyT Globalを選ぶ方が良いでしょう。

ちなみに筆者の場合は、日常生活において何かと使い勝手が良いジャパンネット銀行の口座を持っているので、国際キャッシュカードとして利用する場合はジャパンネット銀行のカードを利用しています。

また、筆者の場合ネットバンキングの利用で新生銀行の口座も持っているので、新生銀行の国際キャッシュカードも予備として持参します。この予備カードはとても重要で、カードに何か問題が起きた場合に国際キャッシュカードが1枚だけではとても困るんです。
例えば、海外ではATMやレジの端末との相性が合わずにカードが認証されないことが稀にあるのですが、そういった場合に予備を1枚持っているととても安心できます。
銀行口座開設なので何も審査は無いですし気軽に申し込めますから、予備のカードの用意もおすすめしたいです。いざという時も安心ですから。

国際キャッシュカードのレートは良いか悪いか?

最近「国際キャッシュカードはレートが悪くて損をする」というコメントを旅行系ブログや掲示板などで見かけることがありますが、本当にレートが悪くてお得ではないのでしょうか?

では最初に両替にかかる手数料のお話から始めます。銀行で両替するにしてもクレジットカード決済するにしても、国際キャッシュカードで現金を引き出すにしても、日本円→外貨にする際は必ず為替手数料が発生します。この為替手数料の違いが「お得」か「損」かの違いになります。

ちなみに、日本円→外貨に変換する際の基準となるのが “TTMレート” という一切の手数料を含まない銀行公表の仲値レートです。銀行やクレジットカード会社はこのTTMレートに独自の手数料を上乗せして外貨両替に応じているというわけです。

では、難しい話はさておき、下記に一般的な手数料の比較を表にしてみました。

手数料の比較 一覧表

日本円→外貨に換える際の方法 TTMレートに上乗せされる手数料
日本の銀行で両替 USドル 約3円
ユーロ 約4円
国際キャッシュカードでATMから現金引き出し 3〜4%
クレジットカードでお買いもの VISA、Master 1.63%

では、上記の手数料比較表を基に、銀行でドルとユーロに両替した場合と国際キャッシュカードでATMから現金を引き出した場合、どちらが得なのかを計算してみます。
尚、TTMレートは 1USドル=120円、1ユーロ=135円 とし、国際キャッシュカードの手数料は3%でATM使用料はかからないとします。

  • 銀行で500通貨分を両替する場合

    ドル 61500円必要
    ユーロ 69500円必要

  • 国際キャッシュカードで500通貨を引き出す場合

    ドル 61800円必要
    ユーロ 69525円必要

500ドルで300円 銀行の方がお得という結果ですが、ユーロはほぼ同じです。


これがもし外国為替が円高になっていて、1USドル=100円、1ユーロ=110円 となっていたら下記のようになります。

  • 銀行で500通貨分を両替する場合

    ドル 51500円必要
    ユーロ 57000円必要

  • 国際キャッシュカードで500通貨を引き出す場合

    ドル 51500円必要
    ユーロ 56650円必要

ドルでは全く同じで、ユーロでは国際キャッシュカードの方が若干お得という結果になりました。円高になればなるほど、国際キャッシュカードの方がお得になるということです。

クレジットカードと比較するとやはりクレジットカードの方が手数料が安いのでお得ですが、先進国であっても絶対に現金は必要でなので、どこかで現金を得る必要があります。ですので、国際キャッシュカードは現金を得るための手段として利便性が非常に高いです。しかも、国際キャッシュカードを利用すれば「両替し過ぎた!」ということが無くなるので、結果的に銀行で両替するより旅費の節約につながることが多いです。

気を付けたいのは、ジャパンネット銀行や新生銀行、楽天銀行の国際キャッシュカードは引き出し手数料は無料なので、少額の現金をを小まめに引き出すことが出来ますが、ATMによってはATM使用料を徴収される場合があるので注意してください。特に、アジアでは1回につき200円〜400円程の高額手数料が発生するケースが多いです。尚、世界中に点在するATMによって使用料の有無が違うので確認のしようがないため、口コミ情報などを調べてみたり、現地で引き出してみて確認することをおすすめします。

国際キャッシュカードの使い方、海外のATM利用で気を付けたい注意点

国際キャッシュカードの使い方は日本のATMと同じで、キャッシュカードをATMに入れて暗証番号と引き出し金額を入力するだけです。
英語圏以外の国でも、普通は [English] の画面を選択できます。
ATMの使い方や操作方法は、下記を参考にしてみてください。
海外のATMの使い方・操作方法

海外のATM利用の注意点
  • 夜間には利用しない。 引き出したところを狙われる危険がある。
  • 周囲に変な人がいないか確認する。
  • 人通りが少ない場所での利用は避ける。
  • なるべく土日の利用を避けた方が賢明。万が一、カードがATMに飲み込まれて出てこなくなった場合、土日は銀行が閉まっているために対処が大変になる。営業時間内であれば、トラブル後すぐに報告できるので、対処が早くなる。

次のページでは、海外旅行で役立つおすすめクレジットカードについてご案内します。

海外旅行におすすめのクレジットカード

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クレジットカードの利便性について


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国際キャッシュカードのメリット・デメリット

メリット

  • 多額の現金を持ち歩く必要がなく安全性が高い。
  • その国の通貨で引き出せるので、数カ国周遊で便利。
  • 銀行での両替レートと大差がなく、利便性が高い。
  • ATMは24時間365日使えるところが多い(ただし、ページ末尾の注意点を守ること)。
  • クレジットカードのキャッシングのように金利がかからず、わずかな手数料で引き出せて安心。
  • クレジットカードのキャッシングのように金利を心配しなくて良い。
  • 必要な時に必要な分の現金を引き出せるので、両替し過ぎる事が少ない。

デメリット

  • 1回の引き出しで手数料がかかるカードの場合、こまめに何度も引き出すと手数料が高くつく。
  • クレジットカードと比較して為替レートが良くない。
  • 途上国や田舎では利用可能なATMが少ない。
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マネパカードについて

マネパカードはアメリカ・ドル、ユーロ、イギリス・ポンド、オーストラリア・ドル、香港ドルの5通貨に対応したキャッシュカードで、最大の特徴は両替手数料が0.8%という日本最安値を掲げるほどお得な点です。これはクレジットカードの手数料の半額で済む計算です!

例えば、1000USドル相当を両替する場合、銀行では3000円の両替手数料が発生しますが、マネパカードなら約1000円(ATM手数料を含む)で済む計算です。また、クレジットカード決済では1630円の手数料が発生しますが、マネパカードでカード決済ならATM手数料がかからないので約800円で済む計算です。

ですので、利用額が大きければ大きいほどお得な国際キャッシュカードですが、使い方が他の国際キャッシュカードとは随分違います。下記にその利用手順を簡単にご紹介してみます。


  1. ATMかインターネットバンキングにてマネパカード専用口座へ日本円を入金
  2. 入金した日本円を利用したい通貨へインターネット取引で両替する
  3. 両替した外貨をインターネットにてマネパカードへチャージする
  4. 海外ATMで現金を引き出す、又は、MasterCardデビットとしてカードでお買い物をする

つまり、SuicaやPASMOのようにチャージして利用します。そのため、チャージした分だけしか利用できないので、万一カードが盗難されたりスキミングされても被害は最小限に抑えられるので安心です。例えば、一番最初に50万円分両替しておき、20万円相当の外貨をカードにチャージし、残額が少なくなったら残りの30万円相当の外貨を再チャージするといった使い方もできるので、留学や出張など長期の場合でも安全性が高いです。

デメリットとしては、日本円から外貨に両替し、両替した外貨をチャージするという2度の手間がかかります。また、両替とチャージをする時だけはインターネット環境が必須です。その他、ATM手数料が米ドルの場合$2かかるため、小まめに下ろす使い方はおすすめできません。

尚、両替とチャージは日本にいる家族がPCで操作し、海外留学中の子供はカード利用するだけという使い方も可能です。もちろん、PCから残額確認することも可能です。

詳細:マネパカード

為替レート最強の海外プリペイドカードは?

日常生活での利便性や使いやすさを考えずに為替レートだけを比較した場合、つまり、最もお得な海外キャッシュカードはどれか? と聞かれれば、即答でマネパカードです。

詳細は上記で既にご紹介している通りで、何しろクレジットカードよりも為替レートが良いのですから、このプリペイドカード(キャッシュカード)を超えるプリペイドカードなどありません。
ただ、引き出す度にATM手数料がかかるため、少額を小まめに引き出す使い方をしたのではせっかく良い為替レートも無意味になります。

そこでおすすめしたいのが、マネパカードでカード決済する方法です。

マネパカードはクレジットカードと同じようにカード決済が出来る機能が備わっているので、お店(マスターカードが使えるお店)のレジでマネパカードを差し出せばOKです。この方法ならATMで現金を引き出す必要が無いのでATM手数料はかかりませんから、複数のお店で少額の買い物を何度しても問題なし。欧米であればスーパーマーケットでも普通にマスターカードが使えるので、ATMで現金を引き出す機会はほぼ無しです。例えば、筆者がイタリアに8日間滞在した際は、ローマ空港に到着した際に1回だけATMで現金を50ユーロ引き出しただけで、あとは全てカード決済で済ませることができました。利便性は凄く高いですし、為替レートも最強です。

カードの限度額は1日100万円(100万円分のチャージがしてあれば)なので、大きな買い物をする場合でも大丈夫です。