ホイアン名物料理のカウラウと揚げワンタン

写真下の料理がカウラウと呼ばれるホイアンの名物料理で、醤油ベースの甘辛い少量のタレの上に、米粉から作った太めの麺や野菜、油で揚げた煎餅やチャーシューなどが載せられて出されてくる。 食べる際は下のほうに溜まった濃いスープを麺全体に絡ませて食べる。 麺は米粉ではなく小麦粉の場合もあり。

太くてコシがある麺の食感は日本の讃岐うどんに似ており、甘辛いタレとの相性は抜群。 日本人の口に大変合う。 それもそのはず、実はこのカオラウ、朱印船貿易の時代に伊勢からやってきた日本人の商人がホイアンに伝えた料理が原型になっていると言われる。

ホイアン以外の町では食べられるレストランが少ないので、ホイアンに来たら是非食べてもらいたいおすすめの名物料理だ。

次に、写真右上にある揚げワンタンもホイアンの名物料理になっている。

豚のひき肉やエビのすり身から作った具を黄色いワンタンの皮で包んで揚げたもので、店によっては揚げたワンタンの上から甘辛い野菜あんかけをかけて出してくることもある。 食感はパリパリしていてスナック感覚で食べられる。

ホイアン名物料理のカウラウと揚げワンタンの写真