アンコールワットと夜の繁華街「パブストリート」情報

その他の見所からおすすめのカンボジア料理までちょっとした情報でも。

前のページ ではアンコールワットの朝日鑑賞から始まるアンコール遺跡の午前観光についてご紹介しましたが、このページでは午後の観光とその他の見所、夕食に便利なおすすめスポットをご紹介していきます。


初めてでも出来るバックパッカーの旅 目次

  1. バックパッカーの魅力。そして旅が始まる!
  2. プノンペンから長距離バスでシェムリアップへ移動
  3. アンコールワット1日観光(午前の部)
  4. カンボジアからラオスへ。陸路での国境越え!
  5. ラオス南部の秘境! デット島を歩く
  6. デット島からパクセへ移動
  7. 世界遺産 ワット・プー、そして空路ルアンパバーンへ!
  8. 世界遺産 ルアンパバーンの托鉢 伝統文化を肌で感じる
  9. ラオスの首都 ヴィエンチャンへ移動
  10. 夜行列車で国境越え、そして旅の最終目的地 バンコクへ!
  11. バックパッカーの聖地 バンコクを歩く
  12. バックパッカーの旅13日間の予算と準備について
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バックパッカーをするなら必須! 後回しにすると忘れやすいのでお早めに!

ゲストハウスに戻って昼食、そして午後の観光
アモック
フィッシュ・アモック 4.50ドル。
FREEDOM RESTAURANTの場所はRelax&Resortゲストハウスから徒歩2分、プサー・ルーの近く。トゥクトゥクで「フリーダムレストラン」と言えば通じると思います。とても広いレストランで冷房も効いてて快適。

午前のアンコール遺跡観光を終えてゲストハウスに到着。
只今13時15分ごろ。

カンボジアの郷土料理といえばアモック。簡単に言うとカンボジア版ココナッツカレーで、香辛料を加えたココナッツミルクに魚か鶏肉を入れて、バナナの葉で包んで蒸した手の込んだ料理。

早速「美味しいアモックを食べるならどこのレストランがおすすめ?」とゲストハウスの人に聞いたら、FREEDOM RESTAURANT が良いというので行ってみた。ただ、レストランに入ったのが13時40分頃でお客さんが1人もおらず、店内は完全に休憩モード…。

食べられるか聞いたらOKだというのでフィッシュ・アモックを注文! そして待ち続けること40分、フィッシュ・アモックが運ばれてきた。遅過ぎでしょ…。注文してから魚を釣りに行ったのかと思ったよ。まぁ、手間がかかる料理だし僕1人のために調理してくれてるわけだから文句は言えない^^

で、食べてみると…、めっちゃ美味しい! 何これ凄い美味いじゃん。アモックは一般的にあまり辛くないんだけど、このレストランのは辛い物が苦手な僕にはつらいレベル…。とは言え、ココナッツミルクの甘み&とろとろのタマゴが辛さをマイルドにしてくれてる。過去いろんな国でアジアンカレーを食べてきた中でも一番美味しい部類かも。注文時に「辛くしないで」と伝えればいいかもね。

食後はゲストハウスに戻りちょっと休憩。のつもりが、いつの間にか寝てしまって起きたのが午後の観光に出発する時間を少し過ぎてるし…。急いで身支度をしてすぐに出発。


アンコールワットの夕日の絶景

アンコールワットに16時40分に到着。本当は16時に観光を始めたかったんだけど仕方ない。
この時間はすっかり夕景になっててとても綺麗。

それに観光客も随分と少ないから観光しやすいね。なぜ観光客が少ないかと言えば、ツアー客はこの時間に夕日で有名なプノンバケンという場所に行ってるから。ただ、個人的にはプノンバケンの夕日よりもアンコールワットの夕日の方がずっと素敵だと思うんだけど…。

とりあえず、ここまで太陽が下がってくるとあっという間に沈んじゃうので急いで橋を渡って観光開始!


アンコールワットの夕日
夕日に照らされるアンコールワット
アンコールワットの所要時間

左の写真をご覧のとおり、まだ日没ではないけど太陽が下がりすぎてアンコールワットに夕日が射さなくなってきた。只今の時間は17時40分。気温も随分と下がってきた。綺麗な写真を撮るには十分な明るさが無いので、アンコールワット観光はこれで終了。結局1時間しか見られなかったけど、正直これだと物足りないなぁ…。

でも、アンコールワットの夕日はやっぱり綺麗だなと再確認。遺跡を照らす夕日と影のコントラストが本当に神秘的だなって。

アンコールワットの所要時間

アンコール遺跡の中でも特に重要かつ見所が多いので急ぎ足で観光しても1時間ではきついです。最低でも1時間半は欲しい。

明日は早いし、早めに夕食を食べてからゲストハウスに戻ろうということで、アンコールワットからパブストリートへ移動。
パブストリートで下車して1日貸切のトゥクトゥクは終了です。ドライバーさんに約束の25ドルを支払ってお別れです。今回は気持ち高めの料金で交渉成立させたのでチップ込みということで^^

随分と値引きさせたり無理言って何か協力してもらったとかであれば、チップを渡してもOKだと思います。


今回の旅で巡ったアンコール遺跡の名所と観光順序
アンコール遺跡の名所とおすすめ観光コースの順序

@〜Fまでが午前中、Gは午後の観光で回りました。午前中はかなりキツキツでこれ以上詰め込むのは無理ですが、午後はかなりゆとりがあるので宿泊している場所がシェムリアップの中心部なら午後のアンコールワットの前にオールドマーケットを見てもいいでしょうね。


アンコールワット周辺でおすすめするその他の見どころ

今回は時間の都合で行きませんでしたが、時間があればおすすめしたい観光スポットを2か所ご紹介したいと思います。
1日あればこの2か所+オールドマーケットを観光してちょうどいいんじゃないかな。

バンテイアスレイ
保存状態が最も良い遺跡の一つで、「東洋のモナリザ」と呼ばれる女神像が綺麗なことで特に有名。その他、レリーフの美しさは他の遺跡と比較にならないほど良い状態で見られるので必見。シェムアップから車で約40分ほど離れた場所にあります。

トレンサップ湖
世界最大規模の水上生活者が暮らしている場所で、その暮らしぶりを見ることができます。遺跡とは全く違う、しかも日本では絶対に見ることは無い風景を見ることができるので、旅の見どころにバリエーションが増えてより印象的な旅になると思います。
シェムアップから車で約30分ほど離れた場所、かつ船で観光する必要がある、更に個人で行くとチップの要求がしつこかったりボラれることが多いので、クルーズツアー(現地ツアー)に申し込んで行くのがおすすめです。

番外編で ベンメリア

最近話題となっている場所と言えばベンメリア。何故なら、複数の旅行系メディアで “天空の城ラピュタのモデルとなった遺跡” と紹介されているんです。そう聞かされれば興味持つ人は多そうですよね。

で、本当はどうなのかというと「嘘」です。「天空の城ラピュタ」が公開されたのは1986年。ベンメリアが発見されたのが1990年(地元の人はもっと前からその存在を知っていた)、遺跡の一般公開は2001年からです。また、映画公開時はベンメリア周辺の地雷撤去は進んでおらず、近寄ることも出来なかったわけです。更に言えば、スタジオジブリはベンメリアがラピュタのモデルになっていることを認めていません。

こういうどうしようもない嘘の記事を書いてしまうレベルの低い旅行系メディアが最近多い気がします…。

肝心な遺跡はどうかと言えば、「言われるほどラピュタじゃない」です。僕の印象としては、これならタプロームの方がラピュタっぽいかなと…。とは言え、全く手付かずの崩れた遺跡なので、探検気分は味わえると思います。


パブストリート - Pub Street
パブストリート
パブストリート(Street 8)。場所はオールドマーケットのすぐ近く。

18時30分、パブストリートに到着。そこそこ賑やかになってきたけど、時間がまだ少し早いからまだそこまで混雑していないのでちょうど良いかも。

パブストリートはシェムリアップで一番の繁華街で、欧米人向けのレストランやバー、クラブ、マッサージ店などが集まってるので、観光が終わった夜が本番。毎晩凄い盛り上がりです。夜の繁華街と言っても治安は良いので女性の一人歩きでも大丈夫でしょう。

ここに来れば食事で困ることは無いでしょうね。写真付きのメニューもあるし。また、ほとんどのお店がFree WiFi完備です。ただ、100%外国人向けの場所なので料金は外国人価格です。1品5〜7ドルといったところだからバックパッカー向けじゃないね。
ただ、時間によっては生ビールが0.5ドル(60円)という安さ! これは利用価値高いのでおすすめ。

その他、フットマッサージなら30分で4ドル程度と安いので、歩き疲れたらやってみてもいいかも。

ちなみに、男性が1人で行くと2階へ案内されて女性が数人ついて来るマッサージ店が稀にあるので、その気が無ければハッキリと断りましょう。結構強引なので断れない大人しい男性が結構いらっしゃるようで。まさにカモ…。女性が数人ついて来る時点でおかしいと気づきましょうね…。まぁ、その気があるならどうぞご自由に(笑)

パブストリートのレストラン
パブストリートの格安ビール
ビールが安い!
パブストリートのレストラン・バー
パブストリート近くの屋台
フルーツシェイクの屋台がいっぱい。1ドル程度で飲めますよ。美味しいのでおすすめ。
パブストリート近くのおすすめ屋台

数年前まではパブストリートにも食事の屋台がいっぱい出ていたんですが、近年は全て撤去されてしまい、シェイクやパンケーキの屋台が主流に。食事の屋台は1つも出てないです。

ただ、パブストリートから少し離れた道沿いにはこんな感じの屋台がいくつか出ています。

こういう屋台は地元向けなのでやっぱり安い! パブストリートの綺麗なレストランも悪くないけど、バックパッカーの旅をやってるとこういう屋台に惹かれるんだよね。やっぱローカルな味と雰囲気を楽しみたい。ということで、この屋台で夕食!

カンボジアの定番料理 ロックラック

カンボジアの定番料理、ロックラック Loc Lac を注文。見ての通り、牛肉炒めの上に目玉焼きを乗っけたシンプルな料理なんだけど、これが美味しい! 醤油ベースのタレで炒めてるので日本人の口に合うよね。

で、値段はロックラックが2.50ドル、ライスが0.5ドル、安いし美味しいし、やっぱ屋台は最高。

明日はシェムリアップを離れ、アジア最後の秘境と呼ばれるラオスを目指します。陸路での国境越えの様子などをお伝えします。

陸路での国境越え! シェムリアップからラオスに入国